高校野球観戦日記

高校野球を見たときことをつづります。 このブログはおもに毎年春と夏に更新しています。テレビに映らないプレーを見るのが宗旨です。

サッカー

余談・いろいろ(クイズ、高校野球、その他)

すでに日付けは変わってしまったけれど、本日、クイズの全国大会(AQL全国リーグ)に参加。高校野球をプレーする選手諸兄と同じような気持ちで大会に臨んできました。明日からは選抜大会が始まるけど、ここ2か月ほどはクイズに関することを生活の中心に据えていたので、高校野球のことまで手が回っていません。ただ、大会期間中の何日かは球場へ行けるめどが立ったので、スタンドで試合を見届ける予定です。手が回らないなりに感じていたことを、今日のうちにいくつか書き残しておきます。

1.シックスネイションズ
優勝チームがどこになったのかは知らないが、今年の大会で一番インプレッシブだったのは、間違いなくイタリア。ポストに当たって外れた終了間際のPGが決まっていたらフランスに逆転勝ちしていたはずだし、その次の節ではスコットランドに2点差での逆転勝利。そして何より驚かされたのが、イタリアのウィングとして出場しているライナーが、マイケル・ライナーの息子だったこと。Lynaghという名前のつづりを見て、もしやとは思っていたが(笑)。マイケル・ライナーはイタリア人と結婚していたんだね。

2.AQL全国大会出場
これは前述のとおり。控え選手兼スコアラーのような位置づけでベンチ入りしている高校野球の選手のような存在だけど、それでも出場機会をいただくことができ、高校野球をプレーしている選手はこんな心境でグランドに立っているのかな、などと思った。3回くらい正解できて、そのたびにチームメイトが喜んでくれたので、いい仲間に恵まれていると心の底から思ったし、また同じメンバーで全国大会に行きたいという気持ちがさらに強くなった(だからといって高校野球をおろそかにするつもりはないけど)。

3.選抜大会の組み合わせ決定
これも前述のとおり。大会期間中は可能な限り現場へ試合を見に行く予定だが、もう何か月も多忙を極めていたため、大会の展望などは考えられないのいうのが実際のところ(申し訳ないけど、組み合わせすらよく知らない)。大会初日の開会式の時に入場したら頂戴できるといううわさの甲子園球場の砂の入ったキーホルダーを手に入れることができないのが無念でならない。

4.ラジオ
長年聞いていたラジオ番組が放送終了となり、その放送局の近くまで足を運びたいと思っていたが、時間がなかった。クイズ大会の会場からすぐ近くだったのだけど、さすがにそのような余裕もなかった。そして夢から覚めるとこれまで聞いていたラジオ番組がなくなっていて、次の日からいきなり高校野球が始まるという感じ。あれはなんだんったんだろう?と。

以上です。夢のような時間はこれまでとして、今日のAQLと同じく、明日開幕する選抜大会が無事に執り行われることを願っています。

余談・東京五輪サッカーとCF

いやぁ、おもしろい試合だったね。さっきまで五輪サッカーの準決勝を見ていたわけだけど。延長後半にスペインのゴールが決まったとき、ハッシュタグ東京2020で検索すると、ツイッターには“Golazo!!”の文字が大量に出てきて大笑いしてしまった(golazoはスペイン語でゴールのこと)。わたしも今日はスペイン語でツイートしてたけど、いろんな言語で短文が飛び交うのはおもしろいね。英語のほか、特殊言語をいくつか理解できて、さすがに得した気分になることができた。ツイッターは文字数制限があって、複雑な構文の文章は出てこないし、平易な言葉も多いしね。

そういえば、準々決勝のときはPK戦になったけど、PK戦のときに、主審がコインでどちら側のゴールを使うのか決めていた。そんな決まりになってるんだなーと思ったけど、またルールブックを確認しておかないといけないと思った。ちなみに、PK戦のときテレビの画面に表示されていたPSOは、ペナルティ・シュート・アウトの略。PK合戦のことは、ふつう英語でshoot outというからね。


それはさておき、高校野球の全国大会主催者がクラウドファンディングを始めたという話を聞いた。今年の選手権大会では原則無観客のため入場収入がなく、大会の運営費用は増えているので、その資金を募るのが目的だという。

以前にこのブログに書いたことがあると思うけど、全国大会の運営費用に不足分が生じた場合には主催新聞社が補てんすることになっていて、主催者自体が赤字になることはないと聞いたことがある。それなら、別にクラウドファンディングで資金を募ったりする必要はないと思うのはわたしだけだろうか。

というか、主催新聞社は、たしか東京五輪の中止を訴えていたのではないかと。それでいて高校野球の選手権大会は開催するというのでは、明らかに筋が通らないわけで。これが原因で不買運動が起こって収益源となり、その結果、選手権大会の運営費用を出資したら企業体としての経営に影響するから、1億円を目標に資金を募りましょうというのであれば、それは考えがいささか甘すぎると感じてしまう。

しかも、今回利用されているA-portというのは、主催新聞社が運営しているクラウドファンディングサイトらしい。クラウドファンティングで出資された額の16.5%が、手数料として○○新聞社に流れる仕組みになっているとか。本当に高校野球が好きで、こんなことに協力しようって人は、この世にいるのだろうか。

今年は3年ぶりに、テレビ朝日のアメ○ークという番組で高校野球特集が予定されているらしい。わたしはこの番組を見ないようにしているが、また低俗な話ばかりに終始した挙げ句、最後にはクラウドファンディングにご協力を、などと言いだしそうな気がしてならない。良識のある人が、この資金募集に賛同するとは考えにくいけどね。

余談・東京五輪、EURO2020、地方大会

すでに報道されたため、ご存じの方も多いと思うけど。首都圏(1都3県)と北海道、福島で開催される五輪の試合は、すべて無観客での開催になったようだ。このためわたしが当選していたチケットは、すべてが払い戻しされることに。こんなことになりそうだと思っていたからショックはないけど、払い戻しは大会終了後だとか。わたしの場合、戻ってくるのは1万円にも満たない額だけど、早く返してほしいと思ってしまうのは、貧乏性だからだろうか。

五輪の試合を見に行けないのはいいとして、無観客開催となったため、ボランティアに応募していた人の中には活動の場がなくなった人も多いという。2年前のラグビーW杯のときは、とある場所でボランティアをやったけど、今回の五輪の場合はねぇ・・・。もともとの募集の段階からけっこう無理のあるスキーム(計画)だったし、混乱が生じそうに思えたので、応募はしたけど面接には行かず辞退させてもらっていた。もし東京五輪でもボランティアをやっていたら、個人的に交通費や宿泊費などをどれほど出費することになっていたかはわからないが、結果的にはこれでよかったのだと思う。

次。欧州各国で分散開催されていたEURO2020は、PK戦の末にイタリアの優勝で幕を閉じた。まぁ・・・、忌憚なく言わせてもらうと、レーザー光線問題や微妙な判定によるPKで散々物議を醸して決勝戦に進出したイングランドが頂点に立たなかったことで、サッカーの正義は守られたというのが正直な感想だ。相手国歌に対するブーイング、敬意を欠いた表彰式でのメダル外し、そしてPKを失敗した選手に対する誹謗中傷など、お世辞にも賞賛の対象ではなく、イタリアが優勝して(というよりイングランドが優勝しなくて)本当によかったと思う。

今回の大会はUEFA創設60周年を記念した大会で、そのため特殊な開催方法だったと聞く。何か国にも分散してグループリーグを開催したのだが、試合ごとに移動を強いられたチームは移動距離が何千キロにも及び、コンディションの維持に苦労して不公平との意見があったようだ。3年後の大会は、ドイツでの開催。やはり大きな大会は、一か国での集中開催のほうがいい。

そして、わたしの住む県では、おとといから高校野球の地方大会が始まった。1回戦と2回戦は無観客開催なので入場することはできないが、球場へ行ってみるとスコアボードの上には旗が掲げられているのが見えた。球場のまわりを歩いてみると音が聞こえてきて、試合をやっている様子が分かる。高校野球のある日常が戻ってきたんだなーと、少し思えたね。

わたしの住む県の地方大会では、3回戦以降は観客が入場することも可能なようなので、時間があれば行ってみたいと思う。しかし長いブランクがあるので、以前と同じようなスタンスで球場のグランドをスタンドから幅広く眺める自信はない。でも訓練していないと目はどんどん衰えるはずなので、リハビリも兼ねて、なんとかその機会をつくってみたいというのが正直なところ。でも今年はまだ、全国大会まで行ってみようとは思っていないけどね。

余談・東京五輪とEURO2020

このブログの読者の方がどうなのかは分からないけれど、わたしは東京五輪の一部競技のチケットを持っている。札幌開催のサッカーと、アーチェリーなんだけど。ところが、運よく当選していたものの再抽選となり、その再抽選がさらに延期となった。ここまでくると、もういっそのこと返金してくれたほうがいいんだけど。二転、三転していて、今さら札幌にも東京にも行く気になれないし。要る人がいれば差し上げます、と言いたいところだけど、いつになったら届くか分からない物を、他人様に差し上げますなんて言えないしね(笑)。

こんな調子ですったもんだした挙げ句、東京五輪が無観客開催とか中止になったら、高校野球の全国大会も開催されるかどうかなんて怪しいもんだね。すでに地方大会の組み合わせも決まり、一部の道県では試合がおこなわれているけれど。

そういえば、EURO2020は準々決勝が終わり、ベスト4が出そろった。準決勝の組み合わせは、イタリアvスペイン、イングランドvデンマーク。準決勝以降の3試合はロンドンのウェンブリーでおこなわれるけれど、果たしてどんな結末になるのか、とても楽しみだね。・・・というより、決勝戦まで無事になんとか開催されてほしいものだね。

余談・シックスネイションズとEURO2020

身内に不幸があり、思うような更新ができなかった。これを読んでいる人の中に実物のわたしを知っている人がどれほどいるのか分からないけれど、今年の年末にわたしから喪中はがきが届くことはあったとしても、来年の元日に年賀状が届くことはありません。ただ、家族写真はいろいろ撮影しているので、これからも人間関係を大切にしたいと思っている方にだけは、年明けに写真入りの寒中見舞い(または余寒かも)をお届けしようかと思っている次第。今年も明日から下半期になるけれど、残り半分、全力で生き抜きたいね。

3か月以上前の話になるが、今年のシックスネイションズはウェールズの優勝で幕を閉じた。しかし鮮烈な印象を残したのはフランスだ。延期になったスコットランドとの試合で、3点リードで迎えた後半40分過ぎに相手からボールを奪い取り、タッチに蹴り出しておけば勝利できていたのに、なおも全員でトライを狙おうとしてパスをつないだところボールを再度奪い返され、逆転のトライ(ゴール)を許してノーサイド(FT:23-27)。パリでスコットランドが勝利するのは22年ぶりだそうだが、この一連のプレーに見られるフレンチフレアー(フランスのきらめき)の前では、その結果が持つ意味など無に等しいと言えよう。

わたしはかれこれ40年、フランス語を学習し続けているが、この試合を見て改めてフランスという国に対する畏敬の念を強くするとともに、どんなに流暢なフランス語を話せるようになったとしても、フランス人と完全に理解しあうことなど永遠に不可能だと思わされるには十分だった。フランスとは、偉大なる個人主義の国である、と。この結論に達することができたのは、わたしがシックスネイションズという大会を知っているからこそであり、これからもフランス語を続けながらラグビーを見ようとの思いを強くした。

サッカーでは現在、欧州選手権(EURO2020)が開催されている。日本では、試合会場でコロナ感染者が出たことしか報道されないし、地上波で試合がまったく放送されないのが不思議でならないが、欧州選手権はヨーロッパサッカーにおける重要な大会のひとつ。過去には現地へ何度か観戦に行ったこともある。今回の大会でも入場券を一枚だけ購入しておいたが、試合会場のバクー(アゼルバイジャン)に行くのが容易ではないこともあり、コロナ禍の昨今、さすがに現地に赴くことは差し控えた。ただ、現地へ行こうという意思がない限り、現場で見ることなど不可能に決まっているからね(チケットは無駄になってしまったがこれでよかったと思う)。

そしてこれまで長きにわたって続けてきた高校野球観戦だが・・・、さすがに今年の夏、甲子園球場まで足を延ばそうという気には、いまだになれないでいる。球場で見るか、そうでなければ何も見ないか、の二択の人生を歩んできたことを考えると、今年の夏、かりに高校野球の全国大会が開催されたとしても、それはわたしにとって別の惑星の出来事ということになるだろうね。さすがに2年も甲子園球場が別の惑星になってしまうと、そのブランクを埋めるのには5年くらいかかりそうな気もするけれど。

各都道府県の高野連の判断によって、地方大会は現地観戦可能な場合もあるようなので、身体に無理のない範囲で球場に行けるのであれば、今のところ、それはそれで素晴らしいことだと思っています。
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