今日は英語ネタ。野球の試合で、打者がスイングしたかの確認を求めることがある。捕手が腕をまわしたり一塁審判を指さしたりしながら、“スイング?”とか、“振った?”みたいな感じで、主審(または塁審)に判定を求めるやつ。

このとき主審は、一塁または三塁の塁審を指さして、判断を仰ぐことができることになっている。その際、塁審を指さして言う言葉は、なんと“Did he go?”なのだとか。つまり、“打者は、行った?”と、聞いているというわけ。

聞かれた塁審は、行った(つまり、振った)なら、当然、“Yes,he did(または went)!”だし、スイングしていなければ、“No,he didn't.”と言っているのだそうな。振る行為には、swing って動詞がちゃんとあるのに、それが go になっちゃうって発想は、日本語にはないような気がするね。