とあるプロ野球の試合で、大差がついた終盤に、野手登録の選手を登板させたようだ。ルール上、何の問題もないのに、そんなに大騒ぎすることでもないと思う。大谷さんだって、日本でも米国でも投手と打者を両方やっているわけだし、同じような起用をされる選手が増えるのって、いいことなんじゃないの?

今季のプロ野球は過密な変則日程でおこなわれているから、監督さんが知恵を絞った末でのことだと思う(※読売球団をひいきにしているわけではないが)。もしこの選手起用に異を唱えたい人がいるのなら、投手起用された野手を相手チームがボコボコに打ち崩せばいいだけのことだと思うけどね。

それはさておき(野手の投手起用はさておけないくらい議論になる話題だとは思うが)、各都道府県でおこなわれている独自大会(代替大会)で、試合終盤に同点に追いついてなおも攻撃中というところで、日没コールドでゲームセットになる試合があったそうだ。

これもルール適用は間違っていないので、問題があるとするなら別の部分になるのだろうね。現状、硬式の大会ではサスペンデッド(一時停止試合)は認められていないはずなので、いったん試合を始めてしまった以上、主催者側としてはやるしかなかったのだと思うけど。

それも試合が成立する7回までに暗くなって試合続行不能になれば、ノーゲームで再試合になっていただろうけど、試合が成立したあとだっただけにねぇ・・・。日没の恐れがあるなかで開始となった試合ということで、試合時間を短めに(2時間以内に)抑えるべく、あらかじめ主審がストライクゾーンを広めに取っていれば・・・とか思ってしまったけど、これってあまり言ってはいけないことらしいからね(笑)。そこまでのものを地方大会の審判に求めること自体、そもそも酷な話だし。

不謹慎かもしれないが、究極のポジティブシンキングということで、“高校野球を負けて終えるチームは多いけれど、あなたたちは同点に追いついたところで高校野球を卒業できるのだから、次の試合はないのかもしれないけど、これから先、きっと幸せが待っているよ”という言葉を贈らせてもらって、今日は終了とさせてもらおうと思う。