今日は人出が見込まれるので、少し早めに家を出て車で球場に向かった。うまい具合に駐車場の隅に車を停めることができ、いそいそと入場ゲートへと急いだ。台風の影響もあるのか上空は薄い雲に覆われており、ゆるい風が舞う中での試合。両チームともにこの試合が重要と分かっており、大勢の人が応援に来ている。倉敷商のノックは控え投手の#10や#11も加わっており、マウンドの前からボールを実際に投げて、そのあと一塁ベースカバー、三塁側へのバント処理、二塁併殺などをやっていた。
試合は序盤からともに走者を出して得点圏まで進めるものの、両先発が適時打を許さなかったが、4回裏に創志が先頭4番の右越本塁打で1点を先制した。これで創志先発#1の調子がいささかよくなり、5回表と6回表の倉敷商の攻撃を三者凡退に抑えると、創志は6回裏にも二死二塁から7番の右前適時打で1点を追加して2-0とリードを広げた。反撃したい倉敷商は7回以降も毎回走者を塁に出したが攻撃がつながらず、2-0のままゲームセットになった。
創志は先発した#1がよく投げたと言いたいところだが、倉敷商打線の右打者がことごとく変化球(スライダー)に的を絞ることができず、打線がつながらなかったという印象が残った。創志#1は左打者と対するときには制球を乱すことも多く、つけいる隙がないわけではなかった。倉敷商としては8回表に迎えた一死二三塁の好機だけでなく、初回から4回まで毎回得点圏まで走者を進めていたので、早い段階で先制したいところだった。
創志の守備は投球に応じて内外野手が移動することがあるが、よく観察すれば、球種または投球のコースが丸わかりだと思った。そして創志は守備のときにスパイクの紐を結び直すなど、やたらとタイムを取る回数が多かった。早いイニングで伝令(守備のタイム)の規定回数である3度を使い切ってしまった影響もあるのだろうが、甲子園の全国大会では審判から試合進行について言われるケースがあるので、今日のような試合のやり方はお世辞にもほめられたものであるとは言えない(かりにルールの上では認められているとしても)。いずれにせよ、勝ったからといって見る人の共感を得られるものではなかった。
試合は序盤からともに走者を出して得点圏まで進めるものの、両先発が適時打を許さなかったが、4回裏に創志が先頭4番の右越本塁打で1点を先制した。これで創志先発#1の調子がいささかよくなり、5回表と6回表の倉敷商の攻撃を三者凡退に抑えると、創志は6回裏にも二死二塁から7番の右前適時打で1点を追加して2-0とリードを広げた。反撃したい倉敷商は7回以降も毎回走者を塁に出したが攻撃がつながらず、2-0のままゲームセットになった。
創志は先発した#1がよく投げたと言いたいところだが、倉敷商打線の右打者がことごとく変化球(スライダー)に的を絞ることができず、打線がつながらなかったという印象が残った。創志#1は左打者と対するときには制球を乱すことも多く、つけいる隙がないわけではなかった。倉敷商としては8回表に迎えた一死二三塁の好機だけでなく、初回から4回まで毎回得点圏まで走者を進めていたので、早い段階で先制したいところだった。
創志の守備は投球に応じて内外野手が移動することがあるが、よく観察すれば、球種または投球のコースが丸わかりだと思った。そして創志は守備のときにスパイクの紐を結び直すなど、やたらとタイムを取る回数が多かった。早いイニングで伝令(守備のタイム)の規定回数である3度を使い切ってしまった影響もあるのだろうが、甲子園の全国大会では審判から試合進行について言われるケースがあるので、今日のような試合のやり方はお世辞にもほめられたものであるとは言えない(かりにルールの上では認められているとしても)。いずれにせよ、勝ったからといって見る人の共感を得られるものではなかった。