今日は相当数の人出が見込まれたので、岡山から始発ののぞみに乗って姫路で下車した。その後早業で新快速に乗り換え、三ノ宮で阪神電車に乗りついで甲子園球場へとたどり着いた。それにしても、新快速の車窓から見た神戸市内の桜も、阪神電車沿線の桜も、ほぼ満開だった。今日は絶好の花見日和だ。甲子園球場に咲いている桜もほぼ満開になっていた。予定よりも開聞時刻を早めたのか、入場券売り場の列が少し短くなっており、急いで入場門に駆け込みいつも座るあたりに空いた席を見つけて陣取った。今日は4試合が開催される日だったが、新幹線のおかげで第一試合の試合開始から第四試合のゲームセットまで見届けることができた。延長戦が2試合もあって長い一日になってしまい、最後のほうはいささか寒かった。
明秀日立v大阪桐蔭
序盤から大桐蔭の攻撃力が発揮されて小刻みに加点し、5-1でゲームセットになった。試合の序盤、大桐蔭先発の#6は制球に苦しんでおり、明秀は再三のように走者を出していただけに早い段階で得点を返しておきたかった。明秀は最終回に本塁打などで反撃したが、いささか遅かった。中盤以降は大桐蔭#6が立ち直った印象だった。
花巻東v彦根東
私が球場にいると無安打無得点の試合は達成されないという究極のジンクスがあるので、こんなことにでもなるのではないかと思っていた。PL学園v南陽工とか、一関学院v楠南、あるいは聖光学院v佐賀商とか履正社v小山台など、思い出される試合は数多い。彦根東は6回表のランニングスクイズが失敗に終わるなど、走者を何度か得点圏まで進めていただけに、うまく攻撃をつないで早い段階で#1を援護しておきたかった。試合の終盤から延長戦にかけては、#1は腰に手を当てるしぐさをしており疲労が見え隠れしていたので、0-0のまま延長戦になったことがいささか気の毒だった。花巻東としては積極的な守備、そして継投など、いくつかの作戦がはまって9イニングを無失点で終えることができたことが勝因といえよう。10回裏の攻撃では、昨年の仙台育英と同様、犠打(バント)専門の選手を代打に送っていた。試合は10回裏無死満塁から、7番の中犠飛で1-0となりゲームセットになった。本塁への返球を受けた捕手は本塁がセーフになったと分かって主審にボールを手渡していたが、これを誰か(#1?)が奪い取って三塁手に送球し、タッチアップのアピールをしていた。このプレーは当然だろう。
三重v乙訓
序盤にそれぞれ点を取り合って終盤を迎えたが、ちょっとした相手のミスもあって乙訓が8回表につかんだ好機を、中軸打線が生かすことができなかったのが痛かった。乙訓の中軸打線は最初の打席で安打を放っていたが、それ以降は変化球にタイミングが合っていなかった。結局、3回裏に本塁打で挙げた1点が決勝点となり、2-1でゲームセットになった。乙訓二番手#1がよく投げて中盤以降は三重に追加点を許さない好投をしただけに、好機で一本が欲しかった。
近江v星稜
初回に2点を先制した近江が、グランド整備の後の6回表にも1点を追加して3-0と主導権を握った。しかし対する星稜も6回裏に反撃して、4連打と犠飛で一気に3点を返して同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が続き、ともに継投して二番手投手がよく投げたが、星稜が10回裏に二死一塁から#11(二番手投手)の二塁打で一塁走者が生還して4-3でゲームセットになった。近江は序盤から延長戦まで多くの走者を出しただけに、早い段階であと1点か2点取れていれば違った展開になっていたに違いない。そして10回裏だが、二死無走者からの打球を遊撃手は逆シングルで捕球できず安打にしてしまった。次打者が打撃のいい#11であったことを考えると、正面に入って確実に捕球しておけば…と思ってしまう。7回から登板した近江#1はよく投げていたし、10回表の攻撃では出塁していきなり盗塁を決めて好機を広げていたので、打線がもう少しうまくつながって得点を取れていればと惜しまれる。延長戦に入り、二死からとはいえ走者を置いていい打者に打順が回ったあたりは、星稜に試合の流れがあったということだろう。
明日も早起きして球場に向かい、準々決勝4試合を見る予定です。
明秀日立v大阪桐蔭
序盤から大桐蔭の攻撃力が発揮されて小刻みに加点し、5-1でゲームセットになった。試合の序盤、大桐蔭先発の#6は制球に苦しんでおり、明秀は再三のように走者を出していただけに早い段階で得点を返しておきたかった。明秀は最終回に本塁打などで反撃したが、いささか遅かった。中盤以降は大桐蔭#6が立ち直った印象だった。
花巻東v彦根東
私が球場にいると無安打無得点の試合は達成されないという究極のジンクスがあるので、こんなことにでもなるのではないかと思っていた。PL学園v南陽工とか、一関学院v楠南、あるいは聖光学院v佐賀商とか履正社v小山台など、思い出される試合は数多い。彦根東は6回表のランニングスクイズが失敗に終わるなど、走者を何度か得点圏まで進めていただけに、うまく攻撃をつないで早い段階で#1を援護しておきたかった。試合の終盤から延長戦にかけては、#1は腰に手を当てるしぐさをしており疲労が見え隠れしていたので、0-0のまま延長戦になったことがいささか気の毒だった。花巻東としては積極的な守備、そして継投など、いくつかの作戦がはまって9イニングを無失点で終えることができたことが勝因といえよう。10回裏の攻撃では、昨年の仙台育英と同様、犠打(バント)専門の選手を代打に送っていた。試合は10回裏無死満塁から、7番の中犠飛で1-0となりゲームセットになった。本塁への返球を受けた捕手は本塁がセーフになったと分かって主審にボールを手渡していたが、これを誰か(#1?)が奪い取って三塁手に送球し、タッチアップのアピールをしていた。このプレーは当然だろう。
三重v乙訓
序盤にそれぞれ点を取り合って終盤を迎えたが、ちょっとした相手のミスもあって乙訓が8回表につかんだ好機を、中軸打線が生かすことができなかったのが痛かった。乙訓の中軸打線は最初の打席で安打を放っていたが、それ以降は変化球にタイミングが合っていなかった。結局、3回裏に本塁打で挙げた1点が決勝点となり、2-1でゲームセットになった。乙訓二番手#1がよく投げて中盤以降は三重に追加点を許さない好投をしただけに、好機で一本が欲しかった。
近江v星稜
初回に2点を先制した近江が、グランド整備の後の6回表にも1点を追加して3-0と主導権を握った。しかし対する星稜も6回裏に反撃して、4連打と犠飛で一気に3点を返して同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が続き、ともに継投して二番手投手がよく投げたが、星稜が10回裏に二死一塁から#11(二番手投手)の二塁打で一塁走者が生還して4-3でゲームセットになった。近江は序盤から延長戦まで多くの走者を出しただけに、早い段階であと1点か2点取れていれば違った展開になっていたに違いない。そして10回裏だが、二死無走者からの打球を遊撃手は逆シングルで捕球できず安打にしてしまった。次打者が打撃のいい#11であったことを考えると、正面に入って確実に捕球しておけば…と思ってしまう。7回から登板した近江#1はよく投げていたし、10回表の攻撃では出塁していきなり盗塁を決めて好機を広げていたので、打線がもう少しうまくつながって得点を取れていればと惜しまれる。延長戦に入り、二死からとはいえ走者を置いていい打者に打順が回ったあたりは、星稜に試合の流れがあったということだろう。
明日も早起きして球場に向かい、準々決勝4試合を見る予定です。