今朝は5時過ぎに起きて、いつもより一本遅い山陽本線の姫路行きに乗って姫路球場へと向かった。姫路球場はバイパスから近い場所に位置しているので、普段は車で行くことが多いのだが、今回は18きっぷの期間中なので電車で行くことにした。球場に着いてみると、いつもと同じようにのんびりとした牧歌的な雰囲気が漂ってくる。こんな場所でひっそりと全国大会が行われているとは、硬式の大会とえらい違いだと思う。
上空はくもり空で、ゆるい風がライトからレフトに吹いている。この球場は昨年も訪れたが、通常ライトからレフトに風が吹き抜けるようだ。木総合の軟式のユニフォームにはオレンジが使われていないのが意外に思える。そしてよく見ると、木更津と総合のアルファベットの文字が硬式のユニフォームとは上下逆だ。そんなことを考えているうちに試合が開始された。
試合は序盤から木総合が走者を出し、2回裏と3回裏には二死二塁、4回裏には一死一二塁の好機を迎えるが、走者を得点圏に進めてから安打が出ず得点を奪えない。対する鳳鳴は、木総合先発#1に対しては走者をなかなか出せなかったが、投手交代した6回以降たびたび塁上に走者を送る。鳳鳴は6回から8回まで走者を二塁まで進めたが、木総合二番手#3が要所を抑えて得点を許さない。結局9回を終わって両チームともに4安打ずつで無得点のまま、試合は延長戦に入った。延長戦に入ってからも一進一退の攻防が続くが、走者が三塁まで進んだのが木総合の6回裏の攻撃だけという展開で、延長13回からはタイブレークに入る。ここまで両チームともに内野手がよく守っており、無失策だった。
迎えた延長13回表、1番からの攻撃を選択した鳳鳴は、無死一二塁から1番の送りバントが投安となり無死満塁となる。ここで木総合内野守備陣は前進守備を敷いたが、2番の二ゴロが二失(4→2悪投)、さらに3番の遊ゴロも相手の失策を誘い、長く続いた均衡を破って2点のリードを奪う。続く4番の左前適時打でさらに二者が生還し、この回だけで4点を挙げて4-0と大量リードを奪った。
対する木総合は延長13回裏、9番からの攻撃を選択し、9番の右前適時打で1点を返すと、二死二三塁から3番の左線適時打で2点を返して4-3と1点差まで詰め寄った。さらに死球で二死一二塁と攻め立てたが、最後は6番が空振り三振となりゲームセットになった。
このタイブレークという方式が(甲子園の公式の大会で)受け入れられるのかどうかは分からないが、12回まで無失策だった両チームが1イニングで合計3つもの失策を犯したのだから、急に塁上に複数の走者が現れて野手が戸惑ったことは間違いないだろう。そして木総合は13回表の守備で、打ち取れていた打球を確実にアウトに結び付けることができなかったことが惜しまれる。そして木総合は13回裏の攻撃で1点差まで追い上げただけに、最後にあと一本が出なかったことが悔やまれる。鳳鳴は先発した#3がタイブレークの13回も含めて最後までよく投げ切ったと思う。
上空はくもり空で、ゆるい風がライトからレフトに吹いている。この球場は昨年も訪れたが、通常ライトからレフトに風が吹き抜けるようだ。木総合の軟式のユニフォームにはオレンジが使われていないのが意外に思える。そしてよく見ると、木更津と総合のアルファベットの文字が硬式のユニフォームとは上下逆だ。そんなことを考えているうちに試合が開始された。
試合は序盤から木総合が走者を出し、2回裏と3回裏には二死二塁、4回裏には一死一二塁の好機を迎えるが、走者を得点圏に進めてから安打が出ず得点を奪えない。対する鳳鳴は、木総合先発#1に対しては走者をなかなか出せなかったが、投手交代した6回以降たびたび塁上に走者を送る。鳳鳴は6回から8回まで走者を二塁まで進めたが、木総合二番手#3が要所を抑えて得点を許さない。結局9回を終わって両チームともに4安打ずつで無得点のまま、試合は延長戦に入った。延長戦に入ってからも一進一退の攻防が続くが、走者が三塁まで進んだのが木総合の6回裏の攻撃だけという展開で、延長13回からはタイブレークに入る。ここまで両チームともに内野手がよく守っており、無失策だった。
迎えた延長13回表、1番からの攻撃を選択した鳳鳴は、無死一二塁から1番の送りバントが投安となり無死満塁となる。ここで木総合内野守備陣は前進守備を敷いたが、2番の二ゴロが二失(4→2悪投)、さらに3番の遊ゴロも相手の失策を誘い、長く続いた均衡を破って2点のリードを奪う。続く4番の左前適時打でさらに二者が生還し、この回だけで4点を挙げて4-0と大量リードを奪った。
対する木総合は延長13回裏、9番からの攻撃を選択し、9番の右前適時打で1点を返すと、二死二三塁から3番の左線適時打で2点を返して4-3と1点差まで詰め寄った。さらに死球で二死一二塁と攻め立てたが、最後は6番が空振り三振となりゲームセットになった。
このタイブレークという方式が(甲子園の公式の大会で)受け入れられるのかどうかは分からないが、12回まで無失策だった両チームが1イニングで合計3つもの失策を犯したのだから、急に塁上に複数の走者が現れて野手が戸惑ったことは間違いないだろう。そして木総合は13回表の守備で、打ち取れていた打球を確実にアウトに結び付けることができなかったことが惜しまれる。そして木総合は13回裏の攻撃で1点差まで追い上げただけに、最後にあと一本が出なかったことが悔やまれる。鳳鳴は先発した#3がタイブレークの13回も含めて最後までよく投げ切ったと思う。