今日の午前中は少し日が差して暑くなったが、午後からは雲が広がり野球観戦には快適な一日だった。阪神三宮から甲子園駅へ向かう途中、魚崎あたりから西宮までの高架化工事がかなり進んでいて驚いた。そして甲子園駅では阪神電車の走る様子をビデオカメラで動画撮影。家に帰ったら録画したデータをデッキに取り込んで、息子に見せて喜ばせてやらねば(笑)。たまに一人で野球観戦に来ても、家族同伴でなくても、結局家族サービスの一環になっていることに気がつかされる。私のような自由度の高い人間でも、家族が増えると価値観とは変わるものなのだ。
今日は球場の外でビアガーデンをやっていたが、先着でもらえるビアカップホルダーはいいアイデアだと思った(私は球場では飲酒しない方針なので、買おうとは思わなかったが)。この原材料は、球場で回収したビールの空きカップだとか。これからの野球は環境にも配慮していかねばならないのだろう。
スタンドでスタメン発表を見ていたが、普段あまり見る機会のない日本ハムのスタメンは、高校野球の全国大会で見たことのある選手がずらっと並んでいる。1番から順に、#8、#6、#54、#31、#61など。それ以外にもベンチ入りしている選手の中にも#11はもとより、#26、#23、#68などの名前がある。それぞれにプロに進んで活躍の場を与えられているのは素晴らしいことだと思う私は、すでに彼らの保護者のような心境である。特に#31は地元の高校から大学に進みプロに入った選手なので、グランドにいるとつい所作を見てしまう。その#31が2回表に本塁打を放つところを目撃することができたのだから、それだけでも今日現場へ足を運んだ価値があったというものだ。
試合は初回に#5の適時二塁打で先制した阪神が、同点の5回裏に#9の適時打で勝ち越すと、6回と7回にも1点ずつを挙げて4-1で逃げ切った。日本ハムは4回表に3本の安打が出たものの、併殺などがあってこのイニングに得点を挙げることができず、攻撃の流れが悪かった。5回裏の阪神#9の適時打はやむを得ないとして、6回裏の代打#99の適時打で2点差となったところで、今日は日本ハムの日ではないと感じた。(試合時間3時間0分、観衆46720人)