午前中は仕事をしたあと、午後から半日有給を取って車でマスカット球場へ向かった。職場から裏道を抜けて球場へ向かったので、渋滞に巻き込まれることもなく着くことができた。駐車場からカンカン照りの日差しが照りつけるなかを歩いてスタンドに向かい、階段を駆け上がって日陰になる2階席に陣取ることにした。マスカット球場の2階席は全体の守備位置を俯瞰することができるので、お気に入りのフィールドビジョンのひとつだ(ベンチが見えないのが玉に瑕だが)。スタンドに着いたとき、後攻チームのノックが始まっていた。試合前のフィールディング練習を見ていたが、創志の外野手はどの選手も返球が正確だと思った。
試合は倉敷商が2回表に7番の左犠飛で1点を先制したが、その裏創志は6番の適時打で同点に追いつくと、7番の内野ゴロの間に1点を挙げて2-1と逆転した。その後は倉敷商が毎回のように得点圏まで走者を進めて押し気味に試合を進め、6回表二死から7番の左越本塁打で2-2の同点とした。終盤勝負の接戦となり8回表に倉敷商が一死三塁から遊ゴロ野選で1点を勝ち越したが、その裏創志も一死三塁から2番代打(#16)の中犠飛で再び同点に追いつき試合は3-3のまま延長戦にもつれ込んだ。迎えた延長10回表、倉敷商は二死二塁から7番の左中間三塁打で1点を勝ち越し、その裏の創志の反撃を抑えて4-3でゲームセットになった。
全体的な印象としては、攻撃力でやや倉敷商が上回った感がある試合だった。両投手ともによく投げていたと思うが、創志#1は7回あたりの投球から疲労がうかがえた。誰にも責任のないことだが、イニングの合い間の投球練習が終わって打者に投球するとき、3回表と8回表は審判が水を飲んでいたため、創志#1がマウンドでしばらく待たされていたのが気の毒に思えた。そして5回裏の攻撃で創志#2が死球を顔面に受けたため、負傷退場を余儀なくされたのが痛かった。交代出場した創志#13もよく守っていたと思うが、捕手が代わったイニングに本塁打を浴びて同点とされたことが創志としては惜しまれる。
ところで10回表の勝ち越し点がはいる場面で、二死二塁から左中間方向へ三塁打が出たのだが、このとき投手は三塁方向のバックアップに走ることなくマウンド付近に立っていた。選手のそんな所作を見ると、この試合に勝てば全国大会という緊迫した雰囲気より、どこか牧歌的な印象を抱いたのは私だけだろうか。
試合は倉敷商が2回表に7番の左犠飛で1点を先制したが、その裏創志は6番の適時打で同点に追いつくと、7番の内野ゴロの間に1点を挙げて2-1と逆転した。その後は倉敷商が毎回のように得点圏まで走者を進めて押し気味に試合を進め、6回表二死から7番の左越本塁打で2-2の同点とした。終盤勝負の接戦となり8回表に倉敷商が一死三塁から遊ゴロ野選で1点を勝ち越したが、その裏創志も一死三塁から2番代打(#16)の中犠飛で再び同点に追いつき試合は3-3のまま延長戦にもつれ込んだ。迎えた延長10回表、倉敷商は二死二塁から7番の左中間三塁打で1点を勝ち越し、その裏の創志の反撃を抑えて4-3でゲームセットになった。
全体的な印象としては、攻撃力でやや倉敷商が上回った感がある試合だった。両投手ともによく投げていたと思うが、創志#1は7回あたりの投球から疲労がうかがえた。誰にも責任のないことだが、イニングの合い間の投球練習が終わって打者に投球するとき、3回表と8回表は審判が水を飲んでいたため、創志#1がマウンドでしばらく待たされていたのが気の毒に思えた。そして5回裏の攻撃で創志#2が死球を顔面に受けたため、負傷退場を余儀なくされたのが痛かった。交代出場した創志#13もよく守っていたと思うが、捕手が代わったイニングに本塁打を浴びて同点とされたことが創志としては惜しまれる。
ところで10回表の勝ち越し点がはいる場面で、二死二塁から左中間方向へ三塁打が出たのだが、このとき投手は三塁方向のバックアップに走ることなくマウンド付近に立っていた。選手のそんな所作を見ると、この試合に勝てば全国大会という緊迫した雰囲気より、どこか牧歌的な印象を抱いたのは私だけだろうか。