選抜高校野球が終わって4日、今度はタイガースの試合を見るべく再び甲子園球場へ行ってきた。本当は神戸か京都で桜を見ようと思っていたのだが、今年は例年より開花が遅くて桜を見ることはできなさそうだったので、三ノ宮から甲子園へ直行した。甲子園駅に着くと、おびただしい数のタイガースファンがうごめいている。ごく普通の日常で展開される甲子園球場の風景を見るとどこかほっとするというか・・・、これが普段の様子なんだと思うと気楽(?)になれた。負ければ終わりという中で開催される一発勝負の高校野球は、巨大な祭典であるとともに、ある意味非日常の一部なのだと改めて思う。今日陣取ったのはライトスタンドのポール際51段(上から2段目)。強烈な浜風にさらされるとともに、スタンド上部のフェンスの陰になるので、試合中はまわりのタイガースファンとともにガクガク震えていた。それにしても、ライトスタンドの集結する方は皆さん声が大きいですな(笑)。
今季からセントラルリーグも予告先発が導入され、阪神は#21、読売は#30だと知って球場へ赴いた。高校時代に糸満のエースとして沖縄県予選で準優勝した読売#30は、先月のオープン戦のときにちょっとだけテレビで見たが、変化球がいいと感じていた。しかし実際に見てみると、直球が思っていた以上に速かった。そしてやはりカーブが素晴らしい。特に4回裏無死一塁で阪神#1を二ゴロ併殺に打ち取ったカーブは、100メートル以上離れたライトスタンドにいても、配球(リード)も含めて素晴らしいと思った。阪神#00にカーブを二塁打されたことをきっかけに7回裏に1点を失ったが、続くピンチを投ゴロ併殺に打ち取り1点だけに抑えた。あまりの寒さに7回終了したところで球場を後にしたが、その後は読売が継投で阪神に反撃を許さず5-1で逃げ切った。
阪神としては1回表の守備で、読売3番(#7)の遊撃前の弱い当たりのゴロを安打にして出塁を許してしまったことが響いた。そして打線のてこ入れを狙って#2を一塁手で先発させたが、守備でどこかを傷めたのか一度も打席に立つことなく交代を余儀なくされたことが誤算だった。現時点では両チームともに打線が本調子とは言えず、長いシーズンのどのタイミングで、どんなことをきっかけに調子を上げていくのかが注目といえる。野球に直接関係ないこととしては、阪神#32が打席に入るときの曲が習志野のブラスバンドが演奏する世界でいちばん熱い夏だった。強風の中でガクガク震えていたが、この曲がかかるときだけは少し熱くなれた気がする。それと阪神の選手が1回表の守備につくときの曲は、某国営放送のサッカー中継でテーマソングとして使われているタマシイレボリューション。サッカーで聞く曲が野球でかかると、どこか違和感を覚えるのは私だけだろうか。(観衆46663人、3時間22分)
今季からセントラルリーグも予告先発が導入され、阪神は#21、読売は#30だと知って球場へ赴いた。高校時代に糸満のエースとして沖縄県予選で準優勝した読売#30は、先月のオープン戦のときにちょっとだけテレビで見たが、変化球がいいと感じていた。しかし実際に見てみると、直球が思っていた以上に速かった。そしてやはりカーブが素晴らしい。特に4回裏無死一塁で阪神#1を二ゴロ併殺に打ち取ったカーブは、100メートル以上離れたライトスタンドにいても、配球(リード)も含めて素晴らしいと思った。阪神#00にカーブを二塁打されたことをきっかけに7回裏に1点を失ったが、続くピンチを投ゴロ併殺に打ち取り1点だけに抑えた。あまりの寒さに7回終了したところで球場を後にしたが、その後は読売が継投で阪神に反撃を許さず5-1で逃げ切った。
阪神としては1回表の守備で、読売3番(#7)の遊撃前の弱い当たりのゴロを安打にして出塁を許してしまったことが響いた。そして打線のてこ入れを狙って#2を一塁手で先発させたが、守備でどこかを傷めたのか一度も打席に立つことなく交代を余儀なくされたことが誤算だった。現時点では両チームともに打線が本調子とは言えず、長いシーズンのどのタイミングで、どんなことをきっかけに調子を上げていくのかが注目といえる。野球に直接関係ないこととしては、阪神#32が打席に入るときの曲が習志野のブラスバンドが演奏する世界でいちばん熱い夏だった。強風の中でガクガク震えていたが、この曲がかかるときだけは少し熱くなれた気がする。それと阪神の選手が1回表の守備につくときの曲は、某国営放送のサッカー中継でテーマソングとして使われているタマシイレボリューション。サッカーで聞く曲が野球でかかると、どこか違和感を覚えるのは私だけだろうか。(観衆46663人、3時間22分)