今日の午後は、墓参りから帰ってきたあと何もすることのない一日。高校野球シーズンが終わってこのブログを放置しておくのもどうかと思うので、テレビで見た阪神v読売の試合のことを書いてみようと思う。
阪神は#14、読売は#35、これはほぼ予想通りの先発。2回までは比較的おとなしい展開だったが、そのあと試合が動きはじめる。阪神は3回裏、先頭7番#6が中越三塁打。この打球のときの読売#7の守備だけど・・・、打球を追いすぎてフェンスに直接当たったボールを一瞬見失って打者走者が三進できたところまでは、この試合は阪神に流れがあるのかと思った。しかし次打者は見逃し三振、さらに後続も凡退して無得点。8番#50はカウント2-1からの変化球を三塁線にファウルを打ったが、あの投球は遊ゴロくらいにはできたと思うが。先頭打者が三塁打を放っておきながら、次打者のとき内野が定位置付近に守っているのに生還させられないってのは、どうなん?(笑)
そして迎えた4回表、読売は一死満塁から6番#25の適時打で2点を先制する。さらに7番#48のときにスクイズを試みるが、三塁走者(#5)がスタートできず単なる投犠打に。どんなサインだったのかは分かりかねるが、読売はここの場面で阪神#14を一気に打ち崩して流れをつかんでおきたかった。結局4回表の読売は2点どまりで攻撃終了。阪神も4回裏、一死から安打と左飛失で二三塁と好機を迎えるが5番と6番が凡退。続く5回表にも、読売は1点を追加して3-0とリードする。阪神#14は5回裏に打席が回り、代打で交代となる。
走者は出るものの好機であと一本が出ない阪神は6回裏、死球と遊ゴロ失で迎えた一死一三塁から6番#9の適時打でようやく1点を返した。しかしここでも続く好機にたたみかけることができず1点どまり。対する読売は8回表、一死一三塁から6番#25が前進守備の二塁手後方へ適時打を放ち1点を追加して4-1とリードを広げる。これで流れは完全に読売となり、8回裏のマウンドに送ったのは#28。しかし阪神は8回裏先頭3番#1が三塁打を放ち、読売#28はここで交代。しかし代わった#41が4番#25と6番#9に適時打を許して、3点あったリードが1点になる。読売は8回一死から#11を登板させて、阪神の反撃を何とか抑える。
9回表阪神のマウンドは#13、安打と2四球で二死満塁となり打席は読売#10を迎えた。しかし4番#10の打球は二塁手の正面(二直)で三者残塁。この打球を見て、この試合はまだ阪神にも流れがあると思った。すると案の定、安打と四球で迎えた一死一二塁から3番#1が適時打を放って4-4の同点に追いついた。さらに一死一二塁と逆転の好機が続き、最後は投手の#43を二塁走者の代走に送ったが、4番と5番が凡退してゲームセット。今季は勝ちパターンを確立できない両チームを象徴する対戦になったといえよう。スコアをつけていたら頭脳が機能不全に陥りそうな、複雑な要素が絡み合った試合だった(テレビで見ていたので気楽に映像を眺めていたが)。